白洲正子に「できることならここに隠居したい」と言わせた「天野の里」を散策
2021年4月14日
かつらぎ町南部、標高約450mの高野山麓に位置する天野の里。 四季折々の田園風景が広がる高原の盆地は、「にほんの里100選」にも選ばれています。 笠田と書いてと書いて「かせだ」と読む。 ここからコミュニティバスで天野の里 […]
白洲正子が何度も採り上げた鵜川四十八体石仏群
2018年3月4日
高島市高島の白髭神社付近に「いにしえの道西近江路」の道標があり、上り坂になっている道を辿っていくと、草深い山中の墓地の中に鵜川四十八体石仏群はある。 東を向いて静かに並んで座る石仏は、大きさも少しずつ異なり、慈愛に満ちた […]
豊臣秀吉寄進と伝わる日吉三橋
2018年6月12日
白洲正子 近江の旅|古代から継がれる石の文化と木地師の伝説 正子の旅は近江各所に及んでいるが、その旅は「石」と「木」と対話し、日本の美を再確認することではなかっただろうか。 そうして、石の文化を訪ねた先が、比叡山の麓にあ […]
南北朝の哀史をとどめる金剛寺
2018年5月10日
山号は天野山(あまのさん)。 高野山が女人禁制だったのに対して女性も参詣ができたため、「女人高野」とも呼ばれる。 鎌倉時代末期には100近い塔頭があり、後醍醐天皇と近しい関係を築き、南北朝時代には観心寺と共に南朝方の一大 […]
ツツジと黄ショウブと 九品寺の春
2016年5月13日
九品寺はサンスクリット語で、その意味は布教でいう上品・中品・下品で、人間の品格をあらわしている。 上品の中にも上中下があって中品や下品にもそれぞれ上中下があります。 全部で九つの品があるので九品と名づけられています。 振 […]
葛城古道 一言主神社
2015年3月22日
祭神の一言主神は「悪事(まがごと)も一言、善事(よごと)も一言、言い離(はな)つ神」であるという託宣の神ということから、願い事を一言のみ叶えてくれると信仰を集めて「いちごん(じ)さん」と呼ばれ親しまれている。 神社鎮座地 […]